家庭
私のプライバシーを吹聴する母親に嫌気がさしました
浅田萌美さん 39歳 主婦 東京都板橋区
私の母親は、近所の人に私のことをなんでもベラベラと話してしまうんです。 私は高校卒業後、都内の大学に進学。初めての一人暮らしが心細かったこともあり、よく母親に電話で相談をしていました。ところが、お正月に実家がある青森県に帰省すると、母親にしか話していないことを近所の人が知っているのです。その後も似たようなことが何度もあり、私はそのたびに恥ずかしい思いをしました。そのため、私は母親にあまり相談事を持ち掛けないようにしていました。
月日は流れ、私は大学時代の同級生と結婚。しかし、なかなか子宝に恵まれず、不妊治療もうまくいきません。どん底まで落ち込んでいるときに母親から電話があり、うっかりそのことを話してしまったのです。その年の暮れに帰省した時には、地元の知り合いは全員私が不妊治療をしていることを知っていました。「大変だね」「不妊にはこれを食べるといいよ」などといろんな人から声をかけられ、私はいたたまれない気持ちでいっぱいになりました。
「もう嫌だ」。母親との絶縁も考え始めていたとき、職場の後輩が電話占いの話をしていて、思わず聞き入ってしまいました。「恋だけじゃなくて、家族間のトラブルも視てくれるんですよ」と後輩に教えてもらい、さっそく電話をかけてみることに。受付の方の紹介でたどり着いたのは千秋先生でした。先生は電話がつながると、「ご家族…特にお母様のことですか?」と言い当てました。私はびっくりしましたが、先生はブツブツと呪文を唱え、「お母様の中では、あなたは18歳のままのようです。離れて暮らしている期間が長すぎたことで、お母様の波動がかなり乱れているので、私の方で修正を行います」とおっしゃいました。そして再び呪文のようなものを唱え始めました。
正直、電話占いの直後は実感がわかず、半信半疑でした。しかし、そのあと母親から今までの自分の行いがどれほど私を傷つけたかという謝罪の電話がかかってきたのです。そして、「昔みたいにもっと頼ってほしい」とも言われました。もしかしたら母親も寂しかったのかもしれません。先生のおかげで、手放さなくていい縁を切ってしまうところでした。ありがとうございました。
電話鑑定ノートより
電話がつながった瞬間、お母様の「寂しい」「娘ともっと話がしたい」という想いが流れ込んできました。お母様の中でご相談者様はいつまでも少女のままで、心配で心配でたまらなかったのでしょう。波動がかなり不安定で、ご近所の方たちにお話をすることで、ご相談者様を近くに感じ、寂しさを紛らわせようとしていらっしゃいました。そのことでご相談者様がお母様を遠ざけてしまい、さらなる悪循環を生んでいたと考えられます。お母様は今回の波動修正で、ご相談者様が自立した一人の女性であるとようやく認識されました。もうプライバシーを言いふらしてしまうことはないでしょう。