悪縁
付き合い始めた相手から、急にメールやLINE攻勢が!ついには監視するような言動まで……
島浦麻莉奈さん 25歳 アルバイト 千葉県松戸市
この前、寿美先生に縁切りのご祈祷をお願いして、それが速攻で効いたので書かせてもらいます。
発端は昨年の冬、バイト先の正社員から告白を受けたことでした。バイトの面接をした時からずっと気になっていた。良かったら付き合って欲しいなどと熱心に迫られ、元々、好みのタイプでもあったので、ふたつ返事で受け入れました。
そして交際が始まったのですが、最初の頃は週末毎に車で色々な場所へ連れて行ってもらい、とても楽しく過ごしていたんです。でも次第に彼の行動と言動に疑問を感じ始めて……。
最初の兆候はLINEとメールのやり取りでした。その人、基本的には本社に詰めていて、私が働く職場にはほぼ週一でしか来ないのですが、顔を合わせない日に毎日、「今、何してる?」「返事ちょうだい」とかなりの頻度でメッセージを送ってくるようになりました。既読にしたままスルーでもしたら、もう大変。こちらの仕事が終わった頃を見計らって、「何かあったの?」「どうしてレスがないの?」とこれまた大量のメッセージが押し寄せて、(あんた、会社でちゃんと仕事しているの?)とあきれるほどでした。
またデートで会っても、おかしな言動が目立つようになりました。例えば、「昨日、残業の帰りにきみんちのアパートの前を車で通ったんだけど、窓に灯りが点いてなかったぞ。夜の10時まで何していたんだよ」とか、「さっき向こうから来て通り過ぎた奴のこと、じっと見ていただろう?知り合いか何かか?」とか、異常性がみるみるエスカレートしてきて、私もさすがにギブアップ。顔も見たくないほど嫌になってしまいました。
じつは10代の頃から周りの子たちに「マリナって男運、悪くない?」とさんざん言われ、実際その通りの恋愛遍歴だったのですが、またもやその負の法則が発動してしまったというわけです。
寿美先生に大方の事情を話すと、すぐに電話越しの祈祷を授けてくれました。でもその時間はわずか1分足らず。何やら呪文を唱えるような声がほんの少し聞こえただけ。正直な話、(こんな簡単なことで効くの?)という感じだったのです。「先生、本当にコレだけで大丈夫なんでしょうか?」「ええ。まだ付き合って日が浅いということもあり、それほど強い縁の結びつきが形成されていないので、無事に別れられると思います。また、向こうから別れを切り出すように仕向けたので、あなたのお仕事にも支障はないはず」とのことでした。
すると先生が言った通り、翌日の朝からメッセージ攻撃がピタリと止みました。そして数日後の日曜日に本人からいきなり呼び出され、「別れよう」と切り出されて呆気ない幕切れ……。その後、職場の人づてに彼が極度のマザコンであることも知らされました。私との交際も、その母親に露見して猛反対されたみたいです。
先生からは「特殊な家系因縁に操られている人なので、縁が切れても油断しないように」という警告も受けており、現在、新しいアルバイト先を密かに探している最中です。