パワースポットの歩き方
都亜子先生

パワースポットがブームですが、正しい意味や効果的な歩き方を知っている人は少ないのではないでしょうか?今回はパワースポットの正しい意味を解説すると共に、パワーをもらって運を高めるための歩き方を紹介します。
まず、パワースポットとは、生命や活動の源となるエネルギーが集中している場所のこと。「エネルギースポット」「気場」「聖地」などとも呼ばれ、また、風水では「龍穴」とも呼ばれます。山や川、滝など自然のパワースポットの他、人工的なパワースポットとして、京都の街全体や皇居、沖縄の首里城などが挙げられますが、これらは国を支配する王者がパワーを発揮できるよう、風水師によって設計されたものだから。
風水では北に山、東西に山脈、東に水、西に道、南に開けた土地をパワースポットと見なし、この中心に龍穴と呼ばれる王者の住まいを置くのです。
また、神社仏閣がパワースポットである理由には諸説あります。ひとつは上記の龍穴にパワーを集めるための通り道に建てられているという説。もうひとつは古代人が自然にパワースポットを見出して建てられたという説です。
さて、なぜパワースポットに行くと運気が高まると考えられているのでしょう?その答えはエネルギー=波長であり、波長には「共鳴の原理」があるということです。例えば同じ周波数の音叉を並べてひとつ鳴らすと、もう一方には手をふれなくても鳴り出します。これが「共鳴」と呼ばれる現象。テレビが映るのも携帯電話で会話ができるのも、発信した周波数に受信機が共鳴したためなのです。
これは土地と人間の関係にも当てはまります。エネルギーの高い土地へ行くことにより、その人自身のエネルギーも共鳴して高まるというわけです。もちろん、場所ごとにエネルギーの種類は異なり、エネルギーのちがいが効能(ご利益)のちがいです。
神社には「縁結び」「商売繁盛」「学業成就」など、得意とするご利益がありますが、そのエネルギーに共鳴してエネルギーを自分の心身で受け取ってこそ、ご利益が現れます。ただ単にその神社を訪れ、参拝すればいいというわけではありません。
では、エネルギーを受け取るための、パワースポットの効果的な歩き方について紹介しましょう。
①ひとりで出かける
誰かと一緒だと、つい相手のペースに合わせてしまい、パワーに波長を合わせるのが難しくなってしまいます。
②水晶を持参する
パワースポットが作られる際、地中に水晶が埋められている場合があります。水晶を持参して行くと、共鳴し合ってエネルギーを吸収しやすくなります。
③近所にも目を向けて
大きな神社仏閣や有名な霊山などでなくても、貴女の身近に心落ち着く場所はありませんか?近所の神社や川、池などを散策してみましょう。
④パワースポットで瞑想を
念願のパワースポットへ来たからといって、興奮していては効果が半減。目を閉じて瞑想にふけり、脳にα波が出るような状態を作りましょう。