憑依と除霊について
夢蘭先生
本コーナー第一回で、霊障について紹介しました。軽い霊障であれば、盛り塩や護符などで清められますが、たちの悪い霊障は人間にとり憑いて(憑依して)、体や心に変調を起こさせます。特に精神的な病気を抱えた患者さんの中には、霊が取り憑いている人も決して珍しくはありません。いくら薬を飲んだり、カウンセリングを受けたりしても治らない精神病の場合、憑依の可能性も考えられます。 しかし、自分や身近な人の変化が憑依現象であるとはなかなか気づかないもの。実際、霊の憑依現象も最初は短い時間のことが多いのですが、徐々に時間を長くしていき、次第にその人の体になじんでいきます。霊がその人の体を居心地よく感じて落ち着いてしまうと、簡単には除霊できなくなってしまいます。霊に憑依されたら、一刻も早く霊能者に除霊してもらう必要があるのです。
まず、憑依とはどんなものかを知っておいてください。 憑依されやすい人には、二通りのタイプがあります。ひとつは恨みや憎しみといったマイナスの感情を抱きやすく、霊に共感されてしまうタイプ。もうひとつはやさしくて慈悲深く、霊に頼られてしまうタイプです。霊感の強さはあまり関係ありません。
霊に憑依されて、まず起きやすい変化は幻覚や幻聴です。霊によって過去の記憶が掘り起こされる場合もあります。しかも辛い、思い出したくない記憶ばかりのため、憑依された人はふさぎ込み、突然泣き出したり、ヒステリックになったりと情緒不安定な状態に。この段階で除霊すれば、比較的簡単に元の様子に戻ることができます。 しかし、この段階を過ぎると霊に思考を乗っ取られ、妄想を口走ったり、支離滅裂な行動を取ったりするようになります。
まるで別人格になったかのような変化に周囲は驚き、気が狂ったと誤解されがち。この段階までくると、かなり憑依霊に支配されてしまい、本人の命さえ危険な場合もあるのです。例えば、憑依したのが生前に自殺した霊だとすると、とり憑いた人にも自殺させようとすることも。また、アルコール中毒で体を悪くして死んだ霊が大量に飲酒したり、交通事故で死んだ霊がまた車を猛スピードで走らせたり…。
ここまでくると、除霊は困難を極めますが、私ども電話占い愛恵の霊能者は皆、高い霊能力の持ち主。電話越しにも除霊が可能ですので、ご相談なさってください。サイトを検索すると、「セルフ除霊の方法」なども出てきますが、決して真似してはいけません。誤った方法で除霊しようとすると、かえって霊にしがみつかれ、私ども専門家でもなかなか除霊できない状態に陥ってしまいます。